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ピラミッドと黄金のファラオ展

 静岡県立美術館で25日までやっているのを、チャンスを逃したらカイロまで行かないと見れないんだなー。明日からしばらく雨天だしと思って見に行った。電車とバスでアクセスはよかった。以前、正倉院展を見た時も思ったが、1cmにも満たないヒエログリフを作ってつないで作った襟飾りや、ファラオのミイラが入っていた木棺の蓋や、側面、内側に描かれた絵はその細密さで感動する。現代と同じようにそういった工芸作品を作る専門家がいたんだろうなぁと思う。正倉院展で見た、何か皇族が普段に使う入れ物かなんかに描かれた小花もようなんかは十分現代のグラフィックとしても通用するなー1000年以上前にも現代人と共有する美的センスの持ち主っていたんだなとそのときは思った。今回は棺の絵などは様式が決まっているところはあったのだろうと思うが、細かく正確に描かれた絵はやはり描いた人のスキルを感じる。また、襟飾りの小さいヒエログリフのチャームはそんなに小さいものも綺麗に正確に作れていることに感動した。
 帰って、玄関の花が枯れてて、うっかり花瓶をもったまま近くの小川の土手に投げたら、カランと音がして、『あ、しまった花持ちをよくする陶器の円柱が入ってたんだっけ。』と思ったが後の祭り水が少ないのでよく見ても見つからなかった。草の中に落ちてしまったのかもしれない。

by whitefullmoon | 2017-06-20 18:22 | その他