ヒマラヤ杉に降る雪

仲良しだった少年少女が思春期になって

それが自然と恋に発展した

平和な時代だったら、それほどの抵抗がなくそのまま結婚まで至ったかもしれない


しかし戦争が2人を引き裂いた

日系米人の年頃になった娘はは家族とともに強制収容所へ

青年となった少年は戦線へ

戦線に赴いた男のもとに彼女からの別れを告げる手紙が来る

その直後男は戦闘で負傷し海岸に倒れ

少年少女だった頃の二人が海辺で戯れていた幻影をみる

そして男は片腕を失い故郷に戻る

 
故郷には既に人妻となった少女が…

男は彼女の事を忘れる事ができない。


そんなある日、女の夫が殺人容疑で逮捕される

戦後間もない法廷は容疑者が日系人というだけで偏見に満ちたものだった

その裁判を新聞記者として傍聴していた男は偶然彼女の夫が無実である事を証明する証拠を手に入れる。


しかし、未だ女に未練がある青年はそれをすぐには法廷に提出する気にはなれない。

 
法廷は紛糾しこのままでは、偏見により彼女の夫は有罪になる可能性が濃厚だ。

雪の降る帰り道、彼女と父親の車はスリップして動けない、それを通りかかった男は自分の車で送っていく、その時女は「あなたのお父様だったら、何か書いてくださったはず・・・。」という
「男はきでは人間が時々不公平な事をするのか?っていう記事でも書きましょうか?」などとはぐらかす。

結局、男は証拠を法廷に提出する決意をし、それを実行する。そのことで女の夫は無罪となり家族の下に戻れることとなった。

喜ぶ女と夫の姿を見て黙って立ち去ろうとする男の下に女が駆けつけこういう

Can I hold you?

数秒でもいいから人妻となった彼女を抱きしめたいという申し出を断っていた女の方からの申し出だ。抱きしめられた男に彼女は「優しい心をありがとう。」という

「執着を離れるチャンスを持つ事は、それが偏見、であれ憎しみであれ、愛でさえあっても難しい。」と言った弁護士の言葉はとても印象に残った。

じみーな映画であるが、見るごとに味わいが深くなる名作だと思う。

幼い頃から思いを寄せている女性に報われない恋をする男というのを、「大いなる遺産」でも同様の役柄だったイーサンホークが見事に演じている。
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by whitefullmoon | 2005-10-08 15:45 | Comments(0)
o(・`_´・)ノ
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