人気ブログランキング | 話題のタグを見る

癌の生命力

卵巣癌で3年間闘病を続けてきた叔母がとうとうホスピスに入ったという話を聞いて、娘の卒業式の前と後にお見舞いに行った。娘の学校と道を挟んでといっても10分弱坂を上ったところがその施設である。とっても巨大な癌専門の施設で、その奥のほうに緩和ケアの病棟がある。卒業式が始まる前に行ったときは、子ども達がきていた。一人は同じ市内だけど、もう一人は千葉の柏からわざわざきていた。
 叔母とはお正月に母の実家で久しぶりに顔をあわせた。その時も顔や手足などやせこけてしばらくあわないうちに隋分やつれてしまったなあ。と思った。私が巨大新宗教をしていたときは毎月闘病平癒のお護摩をお願いしていた。やはりそれをやめてしまって病気の進行を許してしまったのかなあとも思った時期もあった。お正月は腹水を抜いてきてもらったばかりでだいぶ楽になった。といっていた。やはり手足はやせこけてるのに腹部だけははれていた。癌がすごい力で叔母の生命を蝕む癌の生命力を見せつけられたような気がした。癌が見つかったときに手術をしようとしたが、癒着があったため抗癌剤などで苦しい治療を続けてきた叔母はもう楽になりたいということをしきりにいっていた。また子ども達がとてもよくしてくれてありがたいというこをいっていた。年齢こそ私の同居の義父母の方がかなり年上だが、闘病を続けてきた叔母より見るからに長生きしそうだ。
by whitefullmoon | 2008-03-01 20:21