やはり自分を信じることが・・・た・い・せ・つ

ブーリン家の姉妹って、多分エリザベス一世の母親のことなんだろうなぁとおもって映画の特番を見たらやはりそうだった。以前1000日のアンという映画も作られたことがあった。(見てないけど)イギリスの王室も世界各地の歴代の宮中や徳川の大奥に負けず劣らず、王様の寵愛をめぐっての陰惨な出来事があったんだなあと思わせるものだった。

 アンブーリンてかなりな悪女だ。自分を王妃にするならあなたのものになってもいいと、自分が仕えていたはずの王妃を引き摺り下ろす画策をして、王妃になった。ところが、王子を生めかったばかりに、こんどは自分の侍女に王の寵を奪われが引き摺り下ろされる番になってしまう。自分が王妃になったときは、前王妃の皇女を自分の娘の侍女にしたり、言うことを聞かなければ鞭打ちさせたりと虐待した。かなり酷い女である。まーそういう最後を迎えたのも自業自得というべきかもしれない。韓国の王室でいうと燕山君の母みたいな存在だ。
 
 ところがその娘のエリザベス1世は母親と異なり、また先代の異母姉のメアリーや異母弟のエドワードと違って、バランスの取れた優れた為政者となって国民に慕われた。

 エドワードは極端なプロテスタント擁護の、またメアリーは英国をカソリックの国に戻すためにはプロテスタントを次々と火あぶりにするなどの恐怖政治を行ったが、エリザベスは宗教というものに対して重きをおかず、メアリーのように宗教を盲信することもなかった。そして、極端に片方に加担するということもなかった。つまり、実質的な政教分離を果たした最初の政治家ということにもなるだろう。
 英国への覇権を狙っての各王室からの求婚を、逆手を取って国益をますことに利用した。つまり女性であることのメリットを最大限に生かした。女王が国を治めるということが考えられない時代にだ。身の回りに不幸な結婚ばかりみてきたので、しかも女王が結婚することの意味をよくわかっていたから結婚はしなかったのかもしれない。つまり英国を治めるものとしての責任は自分一人でとるという風に考えていたのだろう。その自分の人生を宗教にも、愛する男性にもとらわれずに自分の道は自分でという生き方が、長い治世とその間に国力を増すという政治家としての成功を導いたのだと思う。やはり自分を信じるということは大切だ。まー頭もよかったんだろうけど。
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by whitefullmoon | 2008-09-06 23:03 | Comments(0)